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表面波探査方で解決
地盤改良ってムダなの?
地盤改良ってムダなの? 強くなるならいいじゃない!
地盤改良は土地改良じゃない! 取り除けばいいんでしょ!
負の遺産 そこで表面波探査法
・それでも心配・・・ ・一番言いたかったこと
地盤改良ってムダなの?
無駄ではありません。
地盤の状況はそれそれで、そのままでは住宅を載せるには不適当な地盤もあります。
そこに適切な補強を加え、住宅を支える基礎、その基礎を支える地盤を堅固にする事が目的である地盤
改良。ムダな訳はありません。
そこに住まいを建て、人が長い事生活する以上、絶対に必要なことです。
・・・ただし、本当に補強が必要かどうかの検証が大切です。
強くなるならいいじゃない!
確かに。
補強・改良する事で、住まいを支える箇所が強くなる事に、マイナスの要素はありません。
否定できることもありません。
しかし、その住まいは永久不滅でその土地にあり続けるのでしょうか?
ご家族の状況で、必要に応じ、増えたり減ったりするかもしれませんよね?
ご先祖様から代々住まわれてきた土地を譲り受け、新しい家を建てた方は、またその次の世代にもこの土地を譲り、バトンを繋ぎたいですよね?
新たに土地を購入し、新居を建てられた方は、お子様がいれば、そのお子様に土地は譲れるなら譲りたいですよね?
なかには、環境の変化で、やむなくお住まいを手放し、新天地へ向かわれる方もいるでしょう。
いろいろな状況の中で、家・建物はどうなるのでしょうか?
稀代の名工が建てた重要文化財にでも指定されない限り、使い捨て社会の現代的思想が変わらない限り、もって二、三代。普通に考えれば一代ですよね。
そう、せっかく建てたその住まいでも時期が来ると、切ない話ですが使命を終え、建替えの時を迎えるのです。
しかし、土地はどうでしょう?
代が変わっても、住まう人が変わってもそこにあり続けます。
そこに新しい住宅も建つことでしょう。
その時です。
『強くなるんだからいいじゃない!』って補強したものが悪い事をしますよ。
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地盤改良は土地改良じゃない!
同じ土地に、同じ建物を建てるなら、法改正でもない限りなんの問題もありません。
しかし、建替えるのにまったく同じものを建てる人がいるのでしょうか?
今の地盤改良とは、上物の住宅に合わせ、その基礎の下部地盤を補強するものです。
その土地全体を補強するものでは無いのです。
その土地に新たな住宅を建て替える時・・・
環境の変化でその土地を離れるために売却をする時・・・
『強くなるんだからいいじゃない!』って補強したものが邪魔になります。
除去が必要となってしまうのです。
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取り除けばいいんでしょ!
地中深くまで打ち込んだ鋼管杭。打ち込むより抜く方がずっと大変なんです。
同じく深くまであるセメント柱状改良杭。こりゃ簡単にゃ取れません。
環境にやさしいと言っている?砕石柱状改良。邪魔なものは邪魔なのです。
比較的容易にできる表層改良。こりゃ固いです。全て産業廃棄物です。大量です。
しかも・・・どれもタダじゃ出来ないんです。
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負の遺産
本当に必要ならば仕方ありません。
しかし、『強くなるんだからいいじゃない!』ってだけで補強したものは、後にただの『負の遺産』でしかありません。
工法によっても違いますが、除去工事だけでも数十万じゃ済みません、数百万はかかってくるでしょう。
『んじゃ、除去せずそのまま売っちゃいましょう」・・・
・・・そう問題は簡単じゃありません。
2003年1月1日より不動産鑑定評価基準が改正されました。
これによると、地中の埋設物も土地履歴として正確に評価されます。
もちろん埋設物はマイナス評価になり、将来の撤去費用が発生したり、土地そのものの地価のマイナス要素として判断され、 結果として地価の下落につながります。
建替えるにしても、処分するにしても、安易な改良が『負の遺産』となってしまうのです。
お金の話ばかりしましたが、安易な改良工事は、施工時にもムダな『CO2』を発生するだけじゃなく、ムダな資源をムダに使用する事になります。
そして除去後には、すべてムダな『産業廃棄物』となってしまいます。もちろん除去作業中にもムダな『CO2』は発生します。
家計にとっても、地球にとっても、ムダな『負の遺産』である事は間違いありません。
ただし、重ねてお伝えしますが、本当に必要ならば、それは仕方の無い事です。
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そこで表面波探査法
何度も言いますが、改良が必要ならば、改良はして下さい。
でも、判断がグレーゾーンであるなら、もう一度考えてみて下さい。
最初から精度の高い『表面波探査法』で調査をして頂くのが理想ですが、再検討・再検証にも最適です。グッと改良率が下がります。(改良不要判定率88%)
もっぱら世間の主流は『スウェーデン式サウンディング試験』だと思います。通称SS試験。最近は改良型のSDS試験やらなんや出てますが、原理原則は変わらないと言ってしまっていいでしょう。
そのSS試験の結果がグレーなのに、同様の試験でやる事に意味はあるのでしょうか?解析方法や、判断方法の違い程度なのではないでしょうか?
せっかく国が認めた全10種類の試験方法があるのですから、違う方法でやってみませんか?
そう、『表面波探査法』で!
この試験は、国土交通省告示第1113号に挙げる『物理探査』にあたります。
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それでも心配・・・
一度『地盤改良が必要』と言われたら、いくら他の方法で『地盤改良は不要です。』なんて言われても、心配だし、不安ですよね。私も同じ性格です。
まして、エムズブレーンなんて知らないし、そんな会社の言う事だけじゃ心配なのはごもっともです。正しい判断だと思います。
だから保証を付けましょう。
NPO法人 住宅地盤診断センターが保証します。
同法人が大手保険会社と契約を結んでいるので、皆様の不安を払拭してくれるはずです。
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一番言いたかったこと
エムズブレーンは、調査専門会社です。
他にも建設・設計業務も行っておりますが、地盤改良を直接施工する会社ではありません。
本当に必要ならば必要。不要ならば不要。と損得なしに判断が出来る『第三者』です。
地盤改良必要となっても儲かりません。不要となっても損はありません。
本当の意味で『中立』です。

個人的な見解ですが・・・  ちょっと長いです。。。

建築事業に携わり30年。
冷暖房完備の犬小屋から大規模工事まで、様々な建築現場に身を置き、たくさんの現場を見てまいりました。
その中には、ここまでやるか?ってくらいの杭工事や改良工事も見てきました。
ただ、地中の事は判りません。想像するしか出来ないのです。
ボーリング調査のデーターなどを設計者が検討し、想定し、計算したものを信じるしかないのです。
しかし、実際に地盤を掘っていくと素晴らしい地盤があったこともしばしば。
所詮は点でしか出来ない調査。土地全体、建物下部全域を数十メートル確認なんて到底出来ないのも事実。
だから、グレーゾーンは『過剰』に安全側に計算されてしまうのです。
その結果、大地にボコボコ杭を打ち、基礎を支える地盤を補強する。
ただ、その杭の先端や地中での状況は見る事が出来ない。
本当に机上で計算されたように支持地盤に到達し、ガッチリ支えてくれているのか?何かの障害で斜めになっているんじゃないか?途中に大きな水みちがあり、強度に支障をきたしたりしてはいないのだろうか?
地中の事は、モグラじゃなきゃ調べらません。モグラも大して目見えていないし、タダじゃ教えちゃくれません。
もし、数%の不良施工業者にあたったら・・・
良かれと思って始めた地盤改良。・・・改悪になってやしないのか?
実は、こっちの方が一番心配で、問題なのかもしれない。

本当に必要な改良・補強ならば、正しく施工されなければならない。
地上にあるモノは、後になっても、誰がどのタイミングで見ても、不良は判る。
しかし、地中はそうはいかない。完全に隠れてしまうから・・・。
隠してしまう!と言い換えるのは乱暴だろうか?
大規模工事では、当初から現場監督が入り、自分の目で施工状況は確認する事が可能です。(実際やってるかは不明ですが。)それでも本当につきっきりは難しい。
住宅建築業界ではどうなんだろう?
残念なことに住宅などの小規模工事では、最初から最後まで現場監督がつきっきりということにはなっていないのが現状なのでは?
結局は杭施工業者・改良施工業者の管理や、報告書で確認するしかないのです。
性善説です。・・・信じたいですね。

で、その建築施工会社は信用できますか?
そりゃ信じてますよね。いろいろ回って選んだ会社ですから。
んじゃ、その地盤改良施工会社は信用できますか?
その前の、地盤調査会社は信用できますか?
名刺や会社案内の営業品目に、『地盤調査』『地盤改良工事』なんて両方書いてありませんか?

ちょっと穿った見方ですが・・・

エムズブレーンが自社で地盤改良工事を施工する会社だったら、グレーゾーンで即地盤改良をお勧めします。
だって調査だけやってたって儲かりませんから・・・。
だからって、直接工事が出来る調査会社が怪しいと言っている訳ではありません。ただ、グレーゾーンが広くなるのと思いませんか。
性悪説?で考えれば、改良工事ありきの調査っていうのも・・・

疑う事は、性悪説ではなく、性善説を立証する為です。
その『改良工事が必要』との判断を疑う事は間違った行為ではないと思います。

少しでも納得ができなっかったり、不安に思った時。再判断・再調査をお勧めします。

その再調査依頼先の決め手には、『改良工事が必要』との判断をしたとしても何のメリット?もなく、『改良工事不要』と判断しても何のデメリットもない『中立』な調査会社に判断させることが理想であると思います。
そこに目をつけ、『改良不要』の再判断から、自社へのメリットをみつけ商売につなげ、ビックビジネスにしている会社もあるようですが・・・賢い。

どちらの調査結果でも、エムズブレーンには商売上でのメリットはありません。
ですから、正しく施工がされれば・・・と条件はつきますが、前項『負の遺産』を御理解の上で、それでも建て主様が地盤改良をすることには反対もしません、そのお考えも尊重させて頂きます。

レーゾーンと診断されれば、安全側に判断し、地盤改良・補強をされるというのは、建て主様として正しい判断であると私も思いますから。

ただ、もしも『???』が残り、不安があるのでしたら、その時は、エムズブレーンに限らず、『中立・公正・正確』な調査・判定が出来る業者を選び、再調査を依頼してみて下さい。
直接見る事の出来ない地中の話です、住まいを支える基礎の下の一番大事な問題です。みなさまにとって納得のいく御判断が出来ますように。


余談ですが、私は性善説を信じます。たしかに裏切られることもありますが、性悪説は否定派です。性悪説じゃ生きた心地がしませんよね。

ちなみに、表層改良などを行った後、性悪説を否定するための強度検査についても、この『GO−21』『表面波探査機』は有効です。是非お試しください。

                          平成25年9月6日
                           有限会社エムズブレーン一級建築士事務所
                           代表取締役 村岸資司

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